書いた人:コズム
- 原作の小説『君のクイズ』は未履修
- 競技クイズ未経験
- クイズの知識はQuizKnockから吸収
あらすじ
賞金1000万円を賭けて戦う生放送クイズ番組 “Q-1グランプリ”の決勝戦。日本中が注目する中、“クイズ界の絶対王者”・三島玲央と“世界を頭の中に保存した男”・本庄絆は共に優勝まであと一問と、王手をかけた。
そして迎えた最終問題、早押しクイズ。張り詰めた空気の中、本庄は問題を1文字も聞かずに回答ボタンを押す。会場がどよめく中、なんと正解を言い当て、優勝者となった。
なぜ彼は問題を1文字も聞かずに正解できたのか?
やらせ? トリック? それとも魔法?三島は前代未聞の「謎クイズ」に挑む——。
「謎」に隠された、クイズプレイヤーたちの≪人生≫。解き明かされる≪真実≫とは——これは、全国民へのクイズ。
映画『君のクイズ』公式サイト
【ネタバレなし】映画全体の感想
1文字も聞かずに正解できたのはなぜか?の部分が一番の推理部分でしたが、個人的には大筋納得いったので面白かったです。
話の途中でクイズの早押し理論の部分の登場しますが、私自身はQuizKnockの動画が好きで、クイズが好き寄りの人間だったので楽しめました。
全く初めて理論に触れるような方に向けての解説はありましたし、理解もできる内容だったのですが、この理論に興味を持てるか持てないかで印象は大きく変わるように思いました。
テレビで気軽に見ていたクイズ番組で、強い人はこういう思考なのか!という部分に興味を持てない層もいると思うので、人を選ぶ映画だな。と感じました。
刺さる人には刺さるけど、刺さらない人の方が多そう。
【ネタバレあり】細かなシーンあれこれ
- これまでの問題の答えがヒントになっていて、最終問題をの答え導く感じ?それだと簡単すぎない?と予想しながら見始めたけど、全然そんなわけなかった。
- 総合演出の坂田は良い勝負になるように双方が過去に経験した問題を抽出して出題していた。
- 「スポーツとして良いレースになるよう小石を取り除いた。これはサービス」というグレーゾーンぎりぎりな演出。
- 本庄は坂田が考えることをメタって過去の問題から正解を導いていた。
- 番組が三島が参加したクイズのオープン大会の問題まで調べてたのは番組の力ということで理解したけど、本庄は三島の問題までカバーすることってできるんだろか。
- クイズ大会の問題集には正答者や早押しタイミングまで詳細にまとめられたものがある。というのは聞いたことあるけど、不可能ではないのかな。
- ただ、本庄が過去に参加した番組の問題がこんなに出てたら普通にバレて炎上しそう。同じ局の問題なのでは?
- 本庄が肯定されるからクイズにハマったのはわかったけど、「魔法を使うことにした」のはなんで?見返せばわかるかな?
- 魔法を使ったが故に前回を超える期待に押し潰されそうになる本庄。イジメの体験とのクロスは胸がキュッとなる。
- 「どこかで間違えた」結果としてのイジメ。不条理な現実。
- イジメが犯罪レベルでドン引き。
- 三島もまた恋人との関係で「どこかで間違えた」経験を持つ。
- 作中で何度か登場する、三島と恋人の思い出のゲームである『UNDERTALE』もプレイヤーの選択で運命が変わるストーリーなので繋がってくる。
- 「正解のない世界に戻る」と言う本庄。「そんな世界はない」と言う三島。
- ラストの本庄との会話を経て三島は改めて恋人の元へ。
- 恋人の話し始める直前の1音目の口元のアップでエンドロールへ。読ませ押し!
- 好意的に捉えれば「待ってたよ」的な感じだろうけど、急に職場に来る元恋人とか怖いので「何しに来たの」に一票。
- 「ママ、クリーニング小野寺よ」は架空の店だと思ってたら実在する店なのかよ!世界は広い。
リンク

コメント