長崎ランタンフェスティバル
長崎新地中華街の人たちが、街の振興のために、中国の旧正月(春節)を祝う行事として親しまれていた「春節祭」を、平成6年から「長崎ランタンフェスティバル」として規模を拡大したところ、長崎の冬を彩る一大風物詩となりました。
期間中は、中国の「元宵節」のランタン(中国提灯)を飾る風習に習い、長崎新地中華街はもとより、浜町・観光通りアーケードなど市内中心部は、極彩色のランタンなどで彩られます。また、中国色豊かなイベントも繰り広げられ、皆様を魅了します。【春節(しゅんせつ)】
「春節(正月)」は中国にとって、もっとも重要な祝日です。「春節」は旧暦の1月1日で、春節の前夜を「除夕(大晦日の夜)」といい、家族みんなが集まり、寝ないで新年を迎えます。【元宵節(げんしょうせつ)】
長崎市公式観光サイト「travel nagasaki」
「元宵節」は旧暦の1月15日で、天の精霊が空を飛ぶのを見ることができると信じられてきました。この夜、雲や霧が出ていても精霊を見つけやすいように提灯(ランタン)を灯して町を練り歩くお祭りが始まったといわれています
軍艦島と共に今回の長崎旅行で楽しみにしていたイベントです。
今年の開催期間は2月9日(金)~2月25日(日)で、本格的な開催は4年ぶりだとか。
街中がランタンで飾られるだけでなく、龍踊りやショーも行われます。
ちなみに長崎空港にもランタンが飾られていていました。
長崎の一大イベントということが伝わってきます。
新地中華街エリア 2月22日(木)
龍踊り
もともとは中国で五穀豊穣を祈る雨乞いの神事に始まったとされています。唐人服をまとった龍衆が約20メートルの龍体を操り、雨を降らせようと、雲を呼び、月を飲み込もうとする様子を表現します。
長崎市公式観光サイト「travel nagasaki」
龍踊りと書いて「じゃおどり」と読みます。
この龍踊りを観ようと19:30に到着するように向かいました。
しかし、痛恨の勘違いにより龍踊りは19:10分開始の19:30終演だったことが向かっている途中で発覚。
ギリギリ間に合うかどうか微妙なところてしたが、とりあえず向かうことに。
中華街の中は人混みでなかなかスムーズに歩けずヤキモキしましたが、なんとか上演している間に到着。
ただ、会場の人がすごすぎて近寄れない+雨で観客が傘を差しているので、かろうじて遠くから少し見えた程度。
イベントをしっかり見たい場合はちゃんと時間より前に場所取りをしないといけないと学びました。
湊公園
龍踊りが終わった後に、飾られていたランタンを見て回ることに。
私が今回観た中で一番ランタンが集中して飾られているゾーンでした。
屋根があるゾーンもあって、雨でも色んなランタンを巡りやすいのも良かったです。
どこか1つだけに行く会場を絞らないと行けない場合はココが良さそうです。
銅座川
街中のランタンは基本的に赤ですが、ここには桃色のランタンがかかっています。
眼鏡橋 2月22日(木)
21時頃に訪問。
こちらは黄色いランタンがかかっていて綺麗です。
ランタンを見に来ている方はパラパラいる程度でストレスなく見て回れる感じでした。
浜んまちエリア 2月23日(金・祝)
龍踊りパレード
前日龍踊りがしっかり観れなかったので、リベンジとしてやって来ました。
予定表にはパレードは浜んまちエリアで開催とは書いてあるものの、具体的にどこを通るルートでパレードをやるのか私にはよくわからず。
17:30開始予定で15分くらい前にとりあえず行ってみたらすでに人だかり。
しばらくすると、スタッフがパレードのルートを空けるために観客の整理を始めました。
始まるまでパレードがどこを通るのかわからないままでしたが、わりと見える位置に居れたので良かったです。
龍は一体だけでなく何体かいて、それぞれ1,2往復してくれました。
途中色違いギャラドスみたいなやつがいますね。
なかなか近い位置を龍が通って迫力を感じることもできて満足でした!
ランタン
浜町アーケード(浜んまち)の中に大きめのランタンがいくつもあります。
21時過ぎに改めて訪問してウロウロしましたが、お店はほとんど閉まっていて、人も適度にいる程度だったので自由に写真を撮って回れました。
ヴィヴィくんの幟もありました。あざとい。
中央公園エリア 2月23日(金・祝)
変面ショー
変面とは、中国四川省の川劇に属し、お面が瞬時に10数枚変わる伝統芸能です。その仕掛けは中国の国家機密となります。長崎孔子廟に所属する変面師が皆様を魅了します。
長崎市公式観光サイト「travel nagasaki」
20:30開始なので早めに行くぞ!
と心に決めていたものの寝坊して20:20頃に到着。失敗から何も学んだのか。
既に人だかりでなんとかステージ近くまで行きましたが、ステージに高さがなく、あんまり見えませんでした。自業自得。
変わる瞬間は全然見えず、人混みの合間から、たまに見えたらお面が変わってる感じでした。
途中にキルバーンみたいなやつがいますね。
ランタン
変面ショーを終えたら、そそくさと退散したので少しだけ撮影。
まとめ
街中に飾られたランタンを見て回るだけでも楽しかったです!
龍踊りや変面ショーなどのイベントも毎日のように開催されているで、何日も滞在すれば予定にも組み込みやすいのもありがたかったです。
他にも皇帝パレード(特定の日のみ)があったり、二胡演奏や沖縄のエイサーなんかのイベントもあるようなので、ランタンフェスティバルのポテンシャルはまだまだあります。
2月に長崎を訪れる際はイベントスケジュールをチェックして計画的に回ることをオススメします!時間は何度も確認しましょう!
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